ブレイクダンスの映像を見ていると、ニット帽をかぶっているダンサーが多いと思いませんか?
実はあれにはちゃんとした理由があるんです。
この記事ではブレイクダンスをする際の必須アイテムであるニット帽について解説していきたいと思います。
多くのダンサーに愛されているおすすめのニット帽も紹介しているので、要チェックですよ!
目次
ブレイクダンスをするときの帽子は何を選べばいいのか
結論から言うと、これからブレイクダンスを始める人や始めて間もない人はニット帽を選んでください。
ニット帽はブレイクダンス初心者にとっても必須アイテムで、ブレイクダンスを始めたばかりのダンサーは必ずといっていいほどニット帽をかぶって練習します。
Youtubeなどでブレイクダンスの映像を見ていると、キャップなどのニット帽以外の帽子で踊っているダンサーや帽子をかぶっていないダンサーを多くみかけるかと思います。
では、なぜ初心者にとってニット帽が必須アイテムとなっているのでしょうか?
ブレイクダンスは頭をよく使う?
ブレイクダンスをしていると頭をよく使います。
頭といっても脳みそのことではなく、頭そのものをよく使います。
フリーズの基本となるチェアーでも頭を使って体を支えますし、チェアーからエアフリーズに持っていく際にも一旦三点倒立の形に持って行くので頭を使います。
また、パワームーブの場合だとAトラックスで頭を使いますし、ヘッドスピンなんかは頭で体を支えます。
というように、ブレイクダンスには頭は本当に良く使う欠かすことのできないパーツなんです。
そしてその頭を守るのに最適なのがニット帽です。
ブレイクダンスを始めたばかりの頃は体の使い方がわかっていないので、体の色々な部分をぶつけたり傷つけたりします。
チェアーから三点倒立に持って行くときにも初心者だとスムーズにいかないので、頭を擦ってしまいますし、ウィンドミルの練習を始めたての頃も擦ってしまう人がほとんどです。
また、慣れない動きをする上で頭をぶつけてしまうこともめちゃくちゃ多いです。
このような衝撃や摩擦から頭を守るのに最適なのがクッション性のあるニット帽というわけです。
キャップで踊っているダンサーも結構いますが、初心者にはキャップはおすすめできません。
キャップはクッション性がありませんし、ツバがあるので邪魔になります。
基本の形を体に覚えこませるべき初心者がキャップをかぶって練習してしまうと、ツバが気になって変な形で技を覚えてしまう可能性があります。
変な形で基本の技を覚えてしまうと今後の応用技の形にも影響がでてくる可能性。
また、基本とは違う変な形になることで、体全体のバランスや力のかけ方がおかしくなってしまい、ケガにつながってしまう可能性もあります。
キャップやその他の帽子をかぶっているダンサーや帽子をかぶっていないダンサーは、ダンス暦の長い人が多いです。
たくさん練習していく中で体の使い方を覚えたり基本の形を覚えていたりするので、初心者に比べて頭への負担が少なくてすみます。
なので、必ずしもニット帽じゃなくてもよくなってくるんですね。
おすすめのニット帽はこれだ!
初心者が練習する際にはどんなニット帽を使って練習してもかまいません。
ですが、ブレイクダンサー御用達のブランドのニット帽をつけていると気分も上がりますし、そのブランドからはヘッドスピンを練習する用のニット帽も出ているので、最初からのそのブランドのニット帽で練習することをおすすめします。
ブレイクダンサーのためのブランドBUG
BUG(Battle Under Ground)はDUCKTAILというセレクトショップが立ち上げたブレイクダンサーのためのブランドです。
世界で活躍するトップダンサーたちが愛用していることでも知られていて、ブレイクダンサー御用達のブランドです。
BUGのニット棒の特徴は頭頂部のメッシュ部分と、ズレ防止のためのゴムが付属している点。
ヘッドスピンにはヘルメットが必須アイテムでしたが、このニット帽が発売されたことでヘルメットが必要なくなりました。
また、ブレイクダンスの練習をしていると帽子がズレたり飛んでいってしまったりすることがよくありますが、このニット帽子はゴムが付属されていて、付属のゴムによって帽子のズレを防ぐことができます。
まとめ
これからブレイクダンスを始めようと思っている人や始めたばかりの初心者にとっての必須アイテム、ニット帽について詳しく紹介してきました。
正しい形で練習するためにも、ケガを防ぐためにもブレイクダンスの練習にはニット帽は必要不可欠なアイテムなので、準備した状態で練習にのぞむようにしましょう。
ではでは!