ここ数年前から牛革の素材を入手できないことによる材料高騰が発生し、革靴もどんどん値段が高くなりました。
1,000円から場合によっては1万円以上値上がりした革靴も存在し、「高い」イメージを払拭できなくなっています。
そんな中で、1万以下という格安革靴ブランドも存在し、コスパに優れた商品が出てきているのも事実です。
各ブランドによってビジネスからカジュアルまで用途によって様々で、低価格と言え侮れないのが魅力的。
そんな、1万以下で買える革靴ブランドをご紹介致します。
目次
KENFORD(ケンフォード)
老舗の有名革靴ブランドREGAL(リーガル)の弟分として生まれたブランド「KENFORD(ケンフォード)」。
リーガルは「グッドイヤー・ウエルト製法(アウトソールの交換がしやすい上に履き心地の良い製法)」で有名ですが、ケンフォードは「セメンテッド製法(接着剤で貼り合わせることにより軽くて歩きやすさが増す製法)」を用いており、従来の製法に比べて安価に作成できるのが特徴的です。
デザインも豊富で、シンプルなものからモダンやスタイリッシュなデザインまで、ビジネスシューズとしてニーズに叶った革靴を購入することができます。
直営店こそ少ないものの取扱店舗は全国にあり、入手しやすい点もポイントと言えるでしょう。
予算の目安:8,000円~1万円
KENFORD(ケンフォード)の人気モデル
KENFORD ケンフォード KB48AJ
ストレートチップを施したデザインが特徴的な「KB48AJ」モデルは、シンプルさ故にどのシーンでも活躍できる幅広さが魅力的。
靴幅(ワイズ)も3Eと、足の幅が広い人でも履きやすいのもメリットの一つです。
撥水加工を施しており雨の日に強く、またソールをゴムにすることによりグリップ力が向上し、滑りにくさが増す為、機能面としてもしっかりしています。
それでいて、合皮ではなくちゃんと牛革を使用しており、とても1万円以下で買えるような代物ではないレベルの革靴ですよ。
KENFORD ケンフォード K644L
発売から根強い人気のモデル「K644L」シリーズ。
Uチップ(U字型の切り替えデザインで、欧米では「オックスフォード」とも呼ばれるデザイン)を施したデザインは、クラシックでトラッド寄りです。
その為、ビジネスでもカジュアルでも使えるのが魅力的な一足です。
防水加工以外は、上記KB48AJと同じ素材や製法を用いているので、クオリティーや機能面も充実。シンプルなデザインに飽きたら、追加の一足としてオススメですよ。
texcy luxe(テクシーリュクス)
スニーカーブランド「アシックス」が手掛ける革靴ラインで、キャッチコピーは「スニーカーのような履き心地」。
スニーカーの履きやすさと牛革を使用したクオリティーは、とても1万円以下で収まるレベルではありません。
その為、疲れにくく歩きやすい上に牛革で格安といった、ビジネスマンの味方とも言える革靴です。
また、その品質が評価され、2017年Amazon.co.jp 紳士靴ランキング第一位獲得した、大注目の革靴とも言えるでしょう。
予算の目安:4,000円~1万円
texcy luxe(テクシーリュクス)の人気モデル
texcy luxe テクシーリュクス TU-7774
テクシーリュクスの大人気シリーズ「TU-7774」。
スニーカーで用いる「インジェクション製法(足の返りが良く、歩きやすい製法)」と、「EVAミッドソール(エチレン・ビーニル・アセテートとも呼び、軽量で弾力性に優れているのが特徴なソール)」を採用し、クッション性、屈曲性、軽量感に優れています。
それ以外に、ライニング材(靴の内部に使用されている革で、通称中敷き)には抗菌加工を施し、臭いもカバー。さらに、ワイズも3Eまであり、足の幅が広い人でも楽チンに履ける素晴らしさ。
あらゆる機能面に特化した上に格安という魅力的な革靴であり、ビジネスシーンでガシガシ使うことのできる一足となっています。
機能面だけでなく、ウイングチップ(メダリオン)を程良く施したデザインは、くどさの無い上にシンプル過ぎないのがポイント。
ビジネス以外にも、カジュアルシーンでも活躍してくれる革靴でしょう。
texcy luxe テクシーリュクス TU-7768
上記「TU-7774」と同等の機能を持ち合わせた「TU-7768」。シンプルなデザインだけあってか、幅広いシーンで活躍できるのが特徴的です。
また、トゥ(つま先)の部分がスクエア(四角型)になっており、トラディッショナルな印象を与えることができます。
その為、カッチリとしたフォーマルシーンでも使って頂ける革靴となっています。
texcy luxe テクシーリュクス TU-7776
機能面は先程と同様ですが、さらに機能面を特化させた革靴。
アッパー(つま先からかかとまでの上部の総称・甲革)部分にゴア(隠しゴム)を採用し、脱ぎ履きをしやすくしました。
また、ライナー(内側部分)にメッシュを取り入れ、足当たりを改善。かかと全体にナイロンスポンジを含ませ、ホールド性を高めました。更なる快適さと履きやすさを追求させた一足となっています。
また、デザインに凝った革靴は、スニーカーと革靴の中心に位置するスタイルが特徴的で、ビジネスカジュアル~カジュアル向けにもなっています。
その為、ビジネスシーンでもカジュアルな雰囲気で楽しみたい方や、普段着で履きたい方にはオススメです。
HYDRO-TECH(ハイドロテック)
チヨダ靴店で展開している、累計販売足数700万足(2003年9月~2017年5月末)を達成した、大人気革靴ブランド。
防水、防滑(滑りにくい)、軽量設計、衝撃吸収、通気性、幅広といった多機能さが充実しており、ビジネスからカジュアルまで様々なシーンやニーズに叶えてくれます。
また、ハイドロテックシリーズは、イエローリボン「ベスト・ファーザー賞・認定商品」を受賞しており、お父さんのニーズに適した革靴ブランドとも言えるでしょう。
予算の目安:6,000円~1万円
HYDRO-TECH(ハイドロテック)の人気モデル
ハイドロテック ウルトラライト HYDRO TECH HD1310
従来のハイドロテックよりもさらに軽量化した超軽量型革靴。
25.5cm時の一足の重さは片足320gですが、ウルトラライトは25cm時の一足の重さが265gと非常に軽いのがウリです。
その為、さらに歩きやすく軽く、ビジネスシーンで大活躍してくれます。もちろん上記に挙げた機能も備わっており、満足度の高い一足となっています。
また、装飾が一切ないシンプルなプレーントゥは、どんなスーツスタイルにも合わせることができる万能型なので、デザインとしての使い勝手も高いです。
ハイドロテック ブラックコレクション HYDRO TECH HD1362
抗菌防臭機能とグリップ性能を高めた「ブラックコレクション」シリーズ人気の一足です。
「帝人ファイバー ベルオアシス」と呼ばれる、木綿の約7倍という優れた吸湿・放湿性があり、高い消臭性能も併せ持つ繊維素材を採用。
また、インソールに滑りを抑制する「ハイドロストッパーGF」を装備し、天候が悪い時でも快適に歩ける革靴となっています。
プレーントゥのシンプルなデザインとボリューム感が特徴的な「ポストマンシューズ」のようなデザインは、ビジネスやカジュアルシーンで活躍してくれる為、使い勝手も抜群。機能とデザインが魅力的な革靴ですよ。
MM/ONE(エムエムワン)
シューズ通販会社「SVEC(シュベック)」のローコストビジネスシューズ「MM/ONE(エムエムワン)」。
とにかく安さを徹底しており、格安な革靴が欲しいビジネスシューズを探している人にはうってつけのブランドです。
2,000円台~という圧倒的な価格帯は、他のブランドでも真似できない程のもの。「安さ」を最優先にした革靴となっています。
だからと言って、安っぽくないのが魅力的なのも、エムエムワンならではでしょう。
予算の目安:2,000円~5,000円台
MM/ONE(エムエムワン)の人気モデル
MM/ONE エムエムワン ストレートチップ MPT123-1
幅広いライナップが豊富な「MPT123-1」シリーズ。
シンプルな革靴から、スエード、エナメル、スムース(滑らかですべすべした素材)といった素材のものまで様々です。
また、色展開もブラック、ホワイト、ブラウン、ダークブラウンと色展開も豊富で、ビジネス、フォーマル、カジュアルとお気に入りの一足が見つかりやすいです。
ストレートチップになっているので、シンプルなデザインも特徴的で、スーツやカジュアルシーンでコーディネートしやすいデザインとなっています。
また、ワイズも3Eまであり、幅広の方でも履きやすいのも魅力的です。
MM/ONE エムエムワン LONG LEG H27208VZ
ヒールで3.5cm、インソール部分で3cmあり、6.5cmの底上げをすることが可能なシークレットシューズ。
その為、身長をより大きく見せたい男性には願ってもない一足となっています。
スクエアトゥのシンプルなデザインは、フォーマルからビジネスまで幅広く使える優れもの。
スーツのデザインを選ばない汎用性の高さは魅力的です。