一味違うカジュアル履き革靴をあなたに!メンズ革靴ブランドのオススメ4選

革靴もカジュアルシーンで活躍できるデザインが多くあり、ビジネスよりもカジュアルで活躍できる普段履き用の革靴も多数存在しています。

そんな中、カジュアル専用で展開している革靴ブランドも多数出てきて、普段着に合わせたファッション展開ができる魅力的な一足もあります。

そこで、今回はカジュアルに履きこなすオススメのメンズ革靴ブランドを4選ご紹介致します。

普段スニーカー使いの人も、この記事を読んで革靴でのコーディネートを行ってみてはいかがでしょうか。

Dr.Martens(ドクターマーチン)

50年以上の歴史を誇るメンズブーツブランド、「ドクターマーチン」。

革靴のインソール部分にエアークッションを最初に投入したブランドであり、履きやすさは折り紙つきです。

年代と共に、カルチャーアイコンとしてパンク、ゴス、スカ、グラム、ロックといった様々な音楽シーンのシンボルともなり、それと同時にファッションアイテムとしても導入されるようになりました。

今では、セレクトショップやアメカジ、古着、ストリート、モード等、様々なファッションシーンで欠かせない一足になりました。

その為、どのファッションテイストでも合わせやすいデザインが魅力的とも言えます。

予算の目安:1万円台後半~4万円台

Dr.Martens(ドクター・マーチン)の人気モデル

Dr.Martens 1461 3EYE GIBSON SHOES


画像引用:amazon

ドクターマーチン定番中の定番で、50年以上前から変わらぬデザインの大人気モデル「1461」。別名「スリーアイ」「スリーホール」とも呼ばれます。

ウエルト(アッパーとアウトソールを縫い付ける際に入れる糸)部分のステッチがイエローの太番手(太い糸)で縫われているのがアクセントになっていて、ここのデザインがまたポイントになっています(色無しも存在します)。

スムースレザー(すべすべした革)を使用し、滑らかな質感も特徴的。

装飾や飾り気が一切ないデザインなので、服装を選ばずあらゆるファッションで合わせがしやすく、普段履きしやすい使い勝手抜群の一足とも言えるでしょう。

Dr.Martens 8EYE BOOT 8ホールブーツ 1460


画像引用:amazon

上記と同等に定番のモデル「1460」シリーズで、通称「8ホール」と呼ばれています。

ドクターマーチンの原点とも言えるこの8ホールは、いつの時代にも愛され続けた名品とも言えます。

こちらはブーツ使用になっているので、ファッションのテイストか限られてしまいがちですが、幅広いカラー展開は好みの一足が見つかりやすいです。

シンプルなブラックを選ぶのも良し、個性を出して色物を選ぶのも良し。色物でも合わせがしやすいのもポイントですよ。

Clarks(クラークス)

英国最古の靴ブランドで、メンズ用デザートブーツの定番ブランドでもある「クラークス」。

スエード素材を用いたアッパー(革靴の上部)部分は、ブーツでありながらもクラシックなデザインが特徴的で、ブーツと言えどカジュアル過ぎないのが特徴的。

クラークスの代名詞とも呼ばれる「クレープソール」は、柔軟性の高いふんわりとした反発力が履き心地を良くしてくれます。

また、革も柔らかく馴染みがしやすいので、足に負荷がかかりにくいクオリティーも素晴らしいです。

デザートブーツ以外にも、スニーカーやサンダル、ビジネスシューズ等といった別ジャンルの展開も行うようになりました。

予算の目安:1万円台後半~3万円台

Clarks(クラークス)の人気モデル

Clarks デザートブーツ


画像引用:amazon

1950年以来から現在まで変わらぬ人気を誇る「デザートブーツ」。ブーツと言えど、ワイルドさが少なくスタイリッシュなのもポイントの革靴です。

その為、カジュアル使いからドレッシー、はたまたビジネスカジュアルまで、様々なジャンルで幅を利かすことのできる汎用性の高さは魅力的です。

ライニング(靴の裏側の革)の無い状態の革にすることにより硬くならず、足首~くるぶし周りが痛くなりにくいのもありがたい一足です。

Clarks ワラビー


画像引用:amazon

デザートブーツの次に定番で人気な「ワラビー」は、1966年イギリスで発売されてから、高い人気を誇り、71年に日本に販売。カンガルーに似た小型有袋類ワラビーから名前を取り、子供をお腹で育てるように優しく足を包み込むことから誕生しました。

その為、足入れのしやすさとつま先の負荷のかかりにくさは見事です。

その理由として、「オブリークラスト」と呼ばれる、トゥ(靴のつま先)部分がゆったりとした作りになっている為、足指に遊び(空間)ができ、疲れにくく歩きやすいのが特徴的です。

全体的にボリューム感のあるデザインは、デザートブーツよりもカジュアル向きで、アメカジやワークスタイル、ストリートのテイストに合わせがしやすいです。

RED WING(レッドウィング)

世界中のメンズ用ワークブーツの大定番「レッドウィング」。

「トラクショントレッドソール(耐久性が高く、悪路を歩いても平気なグリップ力と損傷がしにくいソール、別名クレープソール、ホワイトソール)」と、「グッドイヤーウエルト製法(アウトソールの交換がしやすい上に履き心地の良い製法)」を採用し、長く愛用できる機能面が充実しています。

また、自身の足裏形状と同じような形にフィットする製法(インソールとアウトソールの間にコルクを詰めて、圧力により任意の形状を作る製法)を取り入れ、その分だけ足馴染みを最大限度発揮してくれる、レッドウィングならではの業とも言えます。

上質でタフな牛革を使用しているので、丁寧に扱えば何十年と使用できるのも魅力の一つ。

その為、レッドウィングファンも多く、ワークブーツの中でも需要が飛び抜けて高いのもこのブランドの特徴でしょう。

予算の目安:3万円~4万円台

RED WING(レッドウィング)の人気モデル

REDWING (レッドウィング) BECKMAN BOOTS (ベックマンブーツ) 9011


画像引用:amazon

レッドウィングの創始者「チャールズベックマン」から名前を取った大人気ブーツ。

型番も6種類程あり、ブラックチェリーカラーでプレーントゥタイプの「9011」はベックマンブーツの中でも、とりわけ人気の高いモデルとなっています。

ワークブーツとはいえドレスシューズのようなしなやかで光沢さがあり、それでいて石のように頑丈な作りになっています。

その為、「フェザーストーンレザー(フェザーのような光沢さとストーンのような頑丈さ)」という名前が付けられているのも、このベックマンブーツの特徴と言えます。

従来のワークブーツに比べてドレッシーな為、タウンユースとして幅広いカジュアルシーンで合わせやすいのが特徴的です。

RED WING(レッドウィング) CLASSIC WORK MOC TOE(クラシックワークモックトゥー)


画像引用:amazon

レッドウィングの中でも定番モデルとして高い評価を掲げている「クラシックワーク」モデル。その中でも、「モックトゥー」と呼ばれるこの革靴は、ハンティングブーツとして組み合わせたもの。

「トラクショントレッドソール」や「グッドイヤーウエルト製法」の装備もさることながら、「カッパーアビレーンラフアウト」と呼ばれるレザーの技術・品質も素晴らしいものです。

「ラフアウト」と呼ばれる耐久性を損なわず、銀面(表面の革部分)を傷つけない機能を合わせ持ちます。その為、より長期的に愛用しやすい革靴の一足となっています。

デザインもスエード調で、かつボリューム感のあるUチップ(別名オックスフォード)と呼ばれる作りの為、アメカジやストリートといった無骨なカジュアルコーデに合わせやすいシューズと言えるでしょう。

TOP-SIDER(トップサイダー)

アイビールックやハマトラ(横浜トラディッショナル)で愛用された、メンズ用デッキシューズの元祖と呼ばれるブランド「トップサイダー」。

1935年、荒れた海の上を滑らずに難なく歩ける靴を開発したことからスタート。以後、安全性と機能面から船乗りから愛用され、1960年代以降ファッションとして起用されるようになりました。

本来デッキの上で滑らないようにする為に開発した、切り込みが入ったラバーソール(通称スペリーソール)により、グリップ力が増し、雨の日でも滑りにくく安心して履くことができる魅力が備わっています。

スニーカーデザインも登場し、普段履きしやすいようにデザインの種類も豊富に展開されています。

予算の目安:1万円台前半

TOP-SIDER(トップサイダー)の人気モデル

SPERRY TOP-SIDER DECK SHOES CLASSIC


画像引用:amazon

トップサイダーの元祖と呼ばれるメンズ用デッキシューズ。

ソールのグリップ力だけだなく、「EVA Heel Cup(エチレン・ビーニル・アセテートとも呼び、軽量で弾力性に優れているソール)」を採用し、衝撃吸収による快適さを実現しています。

シンプルなデッキシューズだけあって、カジュアルからトラッド、アメカジ、マリンスタイル等幅広いファッションで合わせることができます。

また、色の展開も豊富で、自身の好みに合った一足を見つけることができます。

SPERRY TOP-SIDER A/O 2-Eye Camo


画像引用:amazon

デッキシューズにカモ柄という凝ったデザインが特徴的。その為、他の人と差を付けたい、被りたくない人にはオススメの革靴です。

他の人とは被りにくいという点で普段履きに適したカジュアル革靴であるといえるでしょう。

カモ柄というだけあって従来のデッキシューズに比べたら組み合わせに悩みますが、その分だけ上手に合致したらオシャレに決まる一足です。